ディベルテの大きな特徴のひとつは専属のフルートがいること。
完全な持続音が出せるフルートパートは貴重な存在です。フルートの絹のようになめらかな音は撥弦楽器では実現できません。ディベルテでも主旋律を担当することが多く、曲中でたいへん重要な役割を果たしています。
そんなフルートパートが使っている楽器を今回は取り上げましょう。
YAMAHAのYFL211IIという楽器です。1997年に購入されたもの。大切に使われているんでしょう、とてもきれい!
1990年~2000年に製造されていた楽器で、今は販売されていません。この楽器の音を聴くならディベルテの演奏会に行きましょう。
分類としては洋銀メッキ製の初心者用に属するそうです。初心者用ならではの吹きやすさ、扱いやすさがお気に入り。
本当は総銀製のフルートに買い換えたい、そんな想いもあるそうです。しかしながら、管理人としては長年連れ添った愛器という肩書がとてもかっこいいと思います。
高校生のときに購入されたそうで、大金(8万円!)を叩いて買った大きな買い物だったなぁ、というのが一番の思い出。今でもきれいなのはこのエピソードのおかげでしょうか。
フルートとマンドリンが絶妙にマッチしたディベルテの演奏例。
マンドリン合奏の中で一際なめらかな音色のフルートパート、注目です!